先日、HDD不全により逝去したリビングのPCですが、いろいろパーツを強化することで、さらに1,2年現役で活躍してもらうことにしました。ということで、SHARPのPC-TX23Hという、3,4年前のPCのパーツを徹底交換。
▲これがPC-TX23H
まず、CPUはCeleron D 330(2.66GHz)という骨董品が搭載されてるので、これを何とかする。Celeron D 330は、馬鹿みたいな高クロック合戦がちょうど激しくなる頃に生産されたIntelのCPUで、実に71Wも熱を食う劣化Pentium4。この少し後に、プロセスルールが微細になってもう少し高効率かつ高速なPentium 4 Northwoodコアが登場しているので、これに交換すると良い事尽くめだ。ただし、このCeleron D 330にマッチするP4が生産されていた時期はそんなに長くなく、市場に出回っている数そのものが少ない。
秋葉原のジャンクショップを回りに回り、やっとのことで Pentium 4 2.66GHz FSB533MHz / Northwoodコアを発見。2,980円で入手。
次に、HDD。亡くなったHDDはSeagateの250GBで、相当に古いバラクーダ・シリーズのもの。当然シリアルATAなんていう洒落たインタフェースもない時代の、パラレルATA接続の代物です。で、これが糞うるさい。ガリガリ音に加えて、ものすごい地響きのような振動がひどい。これを、本当ならSSDに乗せ変えて無音にしてやりたい…んだけれど、パラレルATAのSSDなんてものがあるはずもなく、仕方なく、ノートPC用の2.5インチHDDをマウントすることに。2.5インチHDDは、だいたいノートPC用途にチューンナップされていることから、低発熱・低騒音になっている。
というわけで、これは普通のパーツショップに立ち寄り、WesternDigitalの120GB 5400rpm IDEを購入。ついでに2.5インチ⇒3.5インチの変換アダプタを一緒に買って、合計6,000円ぐらいで入手。
さらに、このPC-TX23HというPCは、メモリが512MBしか搭載されていないため(そもそもWindows XP時代はそれで十分だったという話もあるけど)、PC2700 DDR333規格のメモリ512MBを追加で購入して、1GB化することに。
こちらも、秋葉の中古ジャンク屋で1,680円ぐらいで購入。
で、換装してみました。
結果、あれほど爆音だったのが、ありえないほど静かに!!! いや、これで普通なんだろうけど、今までが本当にありえない爆音だったから、感動するほどに静かだ。。。
そしてPentium4への交換とメモリ増設の効果で、ありえないほどの軽快な動きになった!!
うーん、わずか1万円でここまで生き返るとは。
これでまたしばらくの間、HDDレコーダー代わりに頑張ってもらえそうです。