千駄ヶ谷 ホープ軒

ここ3週間、出張・旅行・帰省と毎週のようにイレギュラーな食生活が続いていてダイエットが崩壊しておりますが。。。都内まで行ったついでにいつもの麻布ラーメンに行こうかと思ったんだけど、ふと「麻布ラーメンっぽいラーメン」がほかにも無いか調べたところ、あるレビューで「ホープ軒」がそれに近いという記述を見つけて、行ってみることに。

場所は千駄ヶ谷。外苑で国立競技場のすぐ近く、24時間営業の立ち食いラーメン。周りから浮いている異様な黄色い建物。素ラーメンを頼んだ。

なるほど、背アブラこてこて、ネギが入れ放題、やわらかいチャーシュー、これは確かに麻布ラーメンに似ている。しかしまったく違うのは麺。もちもちの極太で、これは山岡家に近い。食べ応えは十分なのだけど、個人的には麻布ラーメンの麺のほうが好み。そして、何かどうしても不足している感がある。そこで気が付いた、麻布ラーメンのあの「唐辛子モヤシ」がないのである。やっぱり麻布ラーメン最大のアイデンティティはあの唐辛子モヤシだと確信した。ニンニクを少し追加してみたものの、麻布ラーメンを求める自分にはどうしても一味足りなかった。1杯1,000円ということもあり、残念ながらリピートはなさそうな感じ。とにもかくにも、ごちそうさまでした。

栃の実のアク抜き、再び失敗

トチノミの剥き実を爪で割ると、中が黄色に。

よさそうだと思って少し舐めると、苦い!!!

しかも生のトチノミの苦味とは少し違う、ゴーヤのような苦味。

いろいろ調べてみると、重曹を加熱すること苦味が出ることが判明。

もともと重曹自体には苦味はないものの、加熱すると炭酸水素ナトリウムから炭酸ナトリウムに熱分解するらしく、炭酸ナトリウムが強アルカリで苦い。

想像するに、トチノミに含まれるサポニン他のアク成分はアルカリで中和されたものの、炭酸ナトリウムの苦味がついたんじゃないか。

ネット上でトチノミを重曹でアク抜きしようとしている人がいるけど、煮たり加熱した人は「少し苦味が残る」とか書いてる。

重曹を摺りこんでおくだけのほうがよかったかもしれない。。。

が、仮定通り炭酸ナトリウムの苦味だとしたら酸で中和できるはず。

あのベーキングパウダーも、重曹に中和のための酸を加えたものらしい。

というわけでクエン酸水溶液を作り、苦いむき身を浸してみることに。

どうなるやら。。。

栃の実 アク抜き再挑戦

失敗したので、再挑戦中。
時系列順に説明。

拾う。

ボールにそのまま入れ、3日水に漬ける。

お湯を沸かして、沸騰したら栃の実を入れ、5分ぐらいしたら出す。
厚い本の上に栃の実をひとつ置き、木の板で、上から力いっぱい押す。
鬼皮が割れるので、指で剥く。
すべて剥いたら、水に漬ける。1時間放置すると強烈に黄色になるので水をかえる。
これを3セットぐらい繰り返し、次の日まで放置。

水を切り、重曹をたっぷりまぶして、熱湯をかけ、そのまま1日放置。

次の日、アルカリとの反応で毒々しい茶色の汁になっていた。
ここで重曹の汁を捨て、水に漬ける。

すぐに洗剤の如く泡が出る。まだまだアクは多そう。

これから「重曹まぶして湯を注ぎ、一日放置」を3セットぐらいやってみようかと。

栃の実を食べて縄文人の気分に浸る

大清水公園に大量の木の実が落ちてた。
娘たちが「謎の栗」と言って騒いだように、見た目は栗のお化けっていう感じ。

見た目がおもしろいので調べてみると、トチの実というらしく、稲作が伝来する前に縄文人が好んでいたとか、飢餓の時に備えて備蓄していたとかで、昔は生活とかかわりが深かったらしい。

で、生のままだとアクが強く、ネズミも死ぬとか。
試しに石で割って中身をペロッとなめてみたら完全に毒だった。
舐めただけなのにしばらく吐き気が出た。まじやばい。

にもかかわらず、縄文人は全力でアク抜きして食ったとか。
生きるか死ぬかで、なんとか食える方法を見つけたんだろうなあ、、、

というわけで、縄文人を追体験すべく、アク抜きに挑戦することに。
ネットで調べると挑戦した人の記事がいくつかヒットするので、
共通項的な部分から実験してみる。
1-2週間かかるみたいな話が多いので、ゆっくりやる。

とりあえず水にさらすところから始めた。