どうしてサラリーマンを辞めるのか

今のうち言っておく。(特に学生とか新入社員に対して)

サラリーマンやってて嫌なこと色々あるけど、その中で一番の理由、
何が耐えられなかったかって言うと、

「文句だけを言う人が多い」

に尽きる。

いや、これは全員が全員ってわけではないのよ。もちろん。
一般論としての話。

でも、もーーー、とにかく、

・上司がバカだかとか、
・経営陣に技術力がないとか、
・マネジメントの知識がたりないとか、
・指示が適当だとか、
・会社に方針がないとか、
・給与が安いだとか、
・日本がおかしいとか、
・世の中汚いとか、

堂々と言ってる。
twitterで堂々とつぶやいてる。
文句を言うことの何がおかしいのか分からずにつぶやいてる。

新入社員研修の方針への意見とか、張り切って主張するわけです。
御託を並べるけど、ようするに、状況が気に食わないだけ。
要約すると「こんな世の中やだやだ」。
んな的確な新入社員研修なんて、できるわけねーよ、と。
学校と勘違いすんなよ、と。

・・・とは言うものの、
もちろん、新入社員は仕方ない。会社を糞というのは通過儀礼。
そこで挫折しないと次へ進めないから。

で、5年も6年もサラリーマンやってる奴で、
新入社員みたいなこと平気で言うのがたまにいる。

経験はあるのに部下がいない人の傾向を観察すると、
決定的に文句を言う。 (もちろん全てのケースじゃない)
そりゃ誰もついていかないし、上も承認しない。
たとえ能力がない人でも、人の上に立ってる人は、積極的に文句を言わない。
使うときは「うちの会社は糞だ、いまの状態を潰して新しい時代を作るぞ」と言う。

つまり、自分の会社や上司や置かれている環境に対して文句言うのって、
自分の殻を作って、成長を封じ込めてるわけですよ。
試合終了しているわけですよ。

会社がダメダメなのも、上司が糞なのも、それが当たり前。
大前提。世の常。
そこを受け入れてはじめて一歩が踏み出せる。
サラリーマンやってりゃ、世の中真っ黒ってことぐらい見えるわけで
あとは認めるか認めないか。

かくいう自分も、入社して早々、糞な会社に入ったもんだと思った。
でも、「会社が糞である」という事は問題じゃない。
というより会社なんてものは実体がないから、問題にできるはずがない。
じゃあ問題の本質はどこにあるのか?
それは、「会社が糞だ」ってみんな楽しそうに言ってることそのもの。
つまり人が腐ってるわけですよ。

残酷だけど人生ってハンデとか理不尽だらけなのも、もう大前提。
何千年も前から変わらないし今後未来栄枯変わらない。
そこにタテついても意味ない。
天に向かって唾吐きかけるのは気持ちいいけど、一切何も変わらない。
そこに未来ないんですよ。

結局は個々人の生き方の話だから、良い悪いって話ではないんだけど。

そんなこんなで、
そういう環境にいるとどうしても自分も甘える傾向になるので、
貧乏一直線になってもいいから、
甘えられない方向に舵を切ってみることにした。
そんで自分がどれだけいままで甘えていたのか、確かめてみる。。。

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