やってもうた! バックアップの恐怖

Debian GNU Linuxが、先日2/14にメジャーバージョンアップして、5.0(lenny)になりました。

というわけで、意気揚々とサーバーのOSのバージョンアップすることに。ついでにNASも4テラバイト化しちゃうことに。

結果から言うと、大変なことになりました。

自分の場合は、15年も前からパソコンをやっていて、高校生の頃に作ったプログラムのソースとかデータが残っていたりと、ほとんど思い出アルバムみたいになっているわけですが、

今回のRAID構築とサーバのクリーンインストールの関係で、150ギガバイト以上のデータが虚空に消えてしまいました。まじで。しかもRAID5組んでいて、バックアップを毎日やっていて、という状況下での悲劇。普通に考えたら消えるわけがないんですが、起こってしまいました。

NASのHDDを増設するときに、手順を間違えたため、RAID5自体が崩壊。この時点で動画や写真の他、給与明細とかマジで重要な書類が特に最近1年分を中心に虚空に。
OS移行時、MySQLのバックアップを”mysqldump”コマンドでやっていたが、実は吐き出したdumpファイルが文字化けしていて、正常なデータになっていなかった、という話。復元してみて判明。バックアップをしていたつもりがゴミを貯めていたという悲劇。これにより、いくつかのデータベースが虚空に。
やっぱり、人間、過去に縛られていてはいけないんじゃないかと、改めて考えさせられました。

「おきのどくですが、ぼうけんのしょ1はきえてしまいました。」

から延々と続く、人類にとっての外部記憶とエントロピー増大の悲喜劇がここに!!! いやっほう~!!!