苦労は買ってでもしろ

本題の前にとりあえず・・・
お金ない、マジでお金ない。

いや、直近を生きていく分はもちろんあるんだけど、
このペースで行ったら経営的に年内やばい、という話。
ベンチャー起業とか言って、ただの零細企業だし。
常に風前の灯。

もちろん、この道を選んだのは自分なので、誰も助けてくれない。
ぜんぶ自分で何とかするしかない。何とかできなかったら倒産。
という、シンプルな世界。
本当は、今までが守られてただけなんだけど。
自分が望んだので頑張る。

で、

いま勤めている会社を退職する手続きをしていたところ、とある取締役が「飲むぞ」と、誘ってくれた。
その人は、20代中頃で大企業をやめ、創業間もない今勤めている会社(当時は数名のベンチャー)に賭けてアルバイトで仕事を始めて、会社の成長と共に取締役になり、その後M&Aを繰り返しながら会社を育て、今では30代で資産ウン十億円、というまったく意味不明な人。
たぶん日本に金持ちはゴロゴロいるけど、普通の学生からガチでそこまでやってきた人は、ほとんど会うこと不可能だし、ましてや酒を飲めるなんて、末端のサラリーマンとしては滅多にない機会なのであります。
しかも、ガチで叩き上げてきた人なので、資産家なのにカネに溺れてないし、真っ直ぐで嫌な感じがしない。大企業によくいるような役員と比べて色々と違う。

話の内容としては、「引き止めないし、応援する」という内容で、単に僕がベンチャー立ち上げるという話を聞いて、話をききたかったらしい。もともとベンチャーやってた自分と重ねるのかもしれない。

で、いただいた助言もまたリアルで、

「ぶちお君がまだやったことがないのは、人に値段を付けることと、もっと言えば会社に値段を付けること。これは経験をしないとわからないので、困ったら経験者に聞くこと。」

とか、並の管理職じゃ、そんな助言してくれる人いないわけで、
その流れで
「例えば、いま飲んでるこのお店、3億で買うなら高いと思う?安いと思う?」
と、M&Aの考え方とかについても。

あとは、
「うまくいくかどうかは、運。会社経営うまくいっている人は、みんな運が良かっただけ。」
という根本的な話。

それと、
「経営はプロスポーツと同じ。社員は上に指導してくれる人がいるけれど、経営者は誰も指導してくれる人がいない。自分で自分に常に勝てないといけない。」

いやー、なんつーか凄いよ。
こりゃスポーツマンだわー・・・と思った。
イチローの意味不明度合いに似てる。

まぁ、そんな高尚な助言を色々いただいたわけですが、ぶっちゃけいまの状況にゃ役に立たなそうなので、ビンボー脱出したあかつきには、参考にして頑張る心づもり。

あと、とにかく、こういう人と会えたことだし、今の会社に転職して心底良かったと思ってる。噂でブラックな会社だとか言われることもあるし、実際に本気で忙しい時も多いんだけど、結局「なんかこの会社辛そう」とか「なんかイメージが嫌だ」っつう感覚で決め付けるのは超大損で、要は覚悟を決めて突っ込めば得られる物が多い。苦労は買ってでもしろ、という言葉、大嫌いだったけど、やっと飲み込めた。

そういう話も含め、人間やっぱり「覚悟」が全ての源なんだなと思ったりする。 覚悟っていうか、勇気?? 自分は昔から超ビビリなんだけど、いつも「自分はここまで十分に生きた。十分に幸せだった。」と言い聞かせて人生のリスクを取るスイッチを押すようにしてる。そうすれば、本当に失敗したときの防衛線になるので大変オトク。

残った有給を全結合させて1ヵ月休暇!

4月なのに寒いんだよ!!!! たのむ暖かくなってくれよ・・・たのむよ・・・

6末退社する予定だったけど、有給休暇の残りを見たら一ヶ月ぐらい余裕で余ってることが判明し、急遽5月末日を最終の出社日として、最後に1ヶ月の休暇に入ることに。

うお~1ヶ月休みだって。。

どうしよう、2006年の4月にサラリーマンになってから6年経つけど、1ヵ月休暇なんて学生ぶりだよ。
いつ終わるんだろうと思ってたサラリーマン生活もいよいよ残り少ない。

とりあえずつくばに引っ越すタイミングで車(もちろん社用車!)をゲットして、あらゆる所を走りまくる。
生きる感覚、取り戻さねば。

登記申請と補正

昨日申請してきたけど、その直後に法務局から電話かかってきて、一箇所書類に不備があったらしく、訂正のために出頭するハメに。

朝8:30から受付しているので会社に行く前に九段下へ。
作業自体は3分で終わった。
捨印しておいて良かった。

最近は、おかげさまで色々な方面からお仕事の依頼を受けている。
サラリーマンだからまだ動けないんだけど、嬉しい限り。
コーディングできる人で誰か一緒に立ち上げてくれる人を募集したい。。。

が、お金がない。
特に貯金は事業資金に回したので、生活費がマジ極貧。
新入社員当時に逆もどりした。

どうしてサラリーマンを辞めるのか

今のうち言っておく。(特に学生とか新入社員に対して)

サラリーマンやってて嫌なこと色々あるけど、その中で一番の理由、
何が耐えられなかったかって言うと、

「文句だけを言う人が多い」

に尽きる。

いや、これは全員が全員ってわけではないのよ。もちろん。
一般論としての話。

でも、もーーー、とにかく、

・上司がバカだかとか、
・経営陣に技術力がないとか、
・マネジメントの知識がたりないとか、
・指示が適当だとか、
・会社に方針がないとか、
・給与が安いだとか、
・日本がおかしいとか、
・世の中汚いとか、

堂々と言ってる。
twitterで堂々とつぶやいてる。
文句を言うことの何がおかしいのか分からずにつぶやいてる。

新入社員研修の方針への意見とか、張り切って主張するわけです。
御託を並べるけど、ようするに、状況が気に食わないだけ。
要約すると「こんな世の中やだやだ」。
んな的確な新入社員研修なんて、できるわけねーよ、と。
学校と勘違いすんなよ、と。

・・・とは言うものの、
もちろん、新入社員は仕方ない。会社を糞というのは通過儀礼。
そこで挫折しないと次へ進めないから。

で、5年も6年もサラリーマンやってる奴で、
新入社員みたいなこと平気で言うのがたまにいる。

経験はあるのに部下がいない人の傾向を観察すると、
決定的に文句を言う。 (もちろん全てのケースじゃない)
そりゃ誰もついていかないし、上も承認しない。
たとえ能力がない人でも、人の上に立ってる人は、積極的に文句を言わない。
使うときは「うちの会社は糞だ、いまの状態を潰して新しい時代を作るぞ」と言う。

つまり、自分の会社や上司や置かれている環境に対して文句言うのって、
自分の殻を作って、成長を封じ込めてるわけですよ。
試合終了しているわけですよ。

会社がダメダメなのも、上司が糞なのも、それが当たり前。
大前提。世の常。
そこを受け入れてはじめて一歩が踏み出せる。
サラリーマンやってりゃ、世の中真っ黒ってことぐらい見えるわけで
あとは認めるか認めないか。

かくいう自分も、入社して早々、糞な会社に入ったもんだと思った。
でも、「会社が糞である」という事は問題じゃない。
というより会社なんてものは実体がないから、問題にできるはずがない。
じゃあ問題の本質はどこにあるのか?
それは、「会社が糞だ」ってみんな楽しそうに言ってることそのもの。
つまり人が腐ってるわけですよ。

残酷だけど人生ってハンデとか理不尽だらけなのも、もう大前提。
何千年も前から変わらないし今後未来栄枯変わらない。
そこにタテついても意味ない。
天に向かって唾吐きかけるのは気持ちいいけど、一切何も変わらない。
そこに未来ないんですよ。

結局は個々人の生き方の話だから、良い悪いって話ではないんだけど。

そんなこんなで、
そういう環境にいるとどうしても自分も甘える傾向になるので、
貧乏一直線になってもいいから、
甘えられない方向に舵を切ってみることにした。
そんで自分がどれだけいままで甘えていたのか、確かめてみる。。。

Web業界に染み付いた「スタートアップ」という名の興行ビジネス

こんにちはこんにちは、

いやぁ、タイトルの件は、とりあえずWeb業界の人に劇的に多い。
いきなり「コアってなんなんですか」とか聞いてくるヤツは殴り倒したくなる。
まるでコアもってないと失敗するかのような言い方する。
挙句の果てにはシリコンバレーのかっこいい起業事例とかを引き合いに出したりして、もう最悪。

言ってしまえば、TechCrunchとか、ああいうのは、性質としてavexとかがやってるオーディション、いわゆる興行ビジネスに近い。
成功事例を祭りあげ、夢を追う若手を囲い、確率論でベンチャーキャピタルは投資額をキャピタルゲインで回収している。
(もう行き詰ってるけど)

俗に言う、独立とか起業っていうのは、本質的に異なるパターンが数種類ある。
あんまり世の中で区別ついている人は多く無いんじゃないかと思う。
自分自身もこの違が見えてくるまで時間がかかった。

[1]まず、IT系で一般的なイメージで言われるのがテクノロジーベンチャー。技術のシーズをコアにして、事業計画を立てて、ベンチャーキャピタルから資金を獲得して1億円とかの規模の資本金でスタートアップする。

[2]もうひとつ、営業・コンサル系の起業。これは、それ系の大手でキャリアと人脈を築いて(だいたい6年~10年ぐらい)、自己資本をベースに開業するタイプ。

[3]さらに、フリーランスからの起業。これは個人で下請け的な活動をしていながら法人化するタイプと、個人で趣味でやっている独自ビジネスが成長して法人化するタイプに分かれる。

で、俺がやろうとしてるのは、2番目の営業コンサル系の起業に近いんだわな。
でもどうしてもIT業界の技術畑でやってきているから、周りの人からは1で見られる。

はっきりいって1は選択肢としては非常難しい。というかアテにいくのはほぼ不可能だと思っておいたほうがいい。イメージとしては、武道館を目指すバンドマンたちの中で本当に武道館に立てる確率ぐらい。あくまでイメージだけど。とにかく、よっぽどの技術と専門性がないと、大手が同じことをやってきたときに勝てない。たとえ参入障壁になるぐらいのスキルがあったとしても、市場が存在しない可能性が高い。一発目がうまく行ったとしても、その後のバイアウト(大手企業からの買収)を狙えるかどうかわからない。

ちなみに1の亜流としては、普通に会社員やってる人がレストラン経営をはじめるようなケースがある。この場合はITベンチャーと比べて投資規模も小さいし自己資本で開業できるのと、そもそも参入障壁が物理世界に依存している部分があるから個人でも太刀打ちできる可能性が比較的高い。それでも大手フランチャイズを怯えることにはなるけれど。

2は、その点堅実。アテに行くというよりは地道に食う、というイメージ。もっとも、会社が大きくなる期待値としては1には到底およばない。ただし、それなりの会社をそれなりの長い間持続させていくことを考えたら、2が一番近道だと思っている。

3はある意味理想的で、サラリーマンをやりながら仕込んでおいて、離陸してきたタイミングを見計らって法人化するというパターン。やるなら3を狙うのが正しいと思う。

いや、1はまぁカッコいいよ。
野球選手みたいでさ。
俺は夢を追うんだとか言うのも、まぁかっこいいよ。

でも、俺かっこわるくても、自分の嫁と子供の未来を堅実に守る選択は2だと考えたから、それで行動する。
そんでいつか、2から、1を超えてやろうと思ってる。