この土日も、予定が詰まっていて、追加の予定は難しい感じ。
なんともまぁ4月になったというのに、春なのに、ゆったりとした雰囲気というよりは、慌しい。
5月までは仕方ないかなー。
しっかし、世の中景気が悪いです。特に今年に入ってからは、締め付け系の話しか耳に入ってきません。というか、経営陣の危機意識が施策となって、現場の人間に影響が実際に出てきている感じです。
さてさて、そういう背景の中で、じつは今の時代は副業が相当に重要なんじゃないかと考えたりしているわけです。
ひとつの組織に終身雇用的に面倒を見てもらう時代は完全に終わりました。転職を前提とした人生の設計は一般的になってきている一方で、結局のところ組織に属してキャリアを積む方法でないと給料は上がらない。しかも、将来の設計なんてできるような状況ではない。今こんなに厳しいのに、さらにこの国の未来の暗さを考えれば、こんなもんじゃあ済まないわけです。メディアが破綻する破綻するとか言う一方で、国は長期的な視点で年金を納めろとか、もう言ってることが支離滅裂なわけで。「騙し騙し」というのが一番いい表現なのかもしれない。ハッキリ言って、もう国も会社も、言ってしまえば隣人すら、信頼するにはリスクが高すぎる時代なんです。
今の20代は、小さい頃から散々危機的なニュースを聞かされて育ってきました。だから、そもそも余裕のある発想なんて到底できない。自分たちの世代にとって、いま、お金が必要なんです。
というベーシックな世代感覚の中で、さて、どうやって日々のお金を稼ぐか。毎月の給料はもう固定給として、いかに上乗せしていくか。ある意味ポートフォリオなわけです。毎月手に入るお金のうち、会社の給料が100%という状態は、100%社長に自分の人生を任せているような状態で(厳密に言えば違うのですが)、リスクヘッジの観点から言えば最悪です。
ですから、10%なり、20%なり、やはり自分の力で稼ぐ価値は大変にあるはずです。「副業なんてしてる暇があれば将来に向けて本業に力を入れろ」という理論は、もう通用しません。それは国が、組織が、成長し続けることを大前提にしていた時代の話にしか聞こえない。いまの私個人というよりは、もう世代の価値観としか言えない。マジョリティ思考かどうかは定かではないので代弁の体は取りにくいのですが、少なくはないはずです。
うむ。
いや、半分冗談のようで冗談にならない話です。