今日、代数学IIIの先生が言っていた。
「筑波大出たからオレは中流階級以上だっていう考えはやめろ。これからの社会は、頭が良くて上の人間、力と筋肉で上の人間、どっちも上の人間には変わりないという方向に動く。おまえらが筑波大出たからって上の人間になれると思うな。実際の場でできなければ、使えない人間だ。下の人間は排除される。生きれないなら死ねばいい。」
数年前の自分ならものすごい罵り方で、この先生をバッシングしただろうけど…。今日こんな話をされた時、自分はこういう理論を受け入れなくちゃならない年齢になったんだと痛感した。もう子供扱いはされてない。子供ではいられない。この理論を「認めたくない」は通用しない。
確かにひどい言い方だけど、センセーの言ってることに間違いは見つけられなかった。
「生きれないなら、死ねばいい」って言い放たれた時は、「死んでたまるかよ!クソ野郎」と率直に怒りをこめて思った。確かに。生きれない人は死ぬしかない。オレは死ぬのは御免だ。だから生きようとする。その気力が無い人は死ぬしかない。社会に出れば「私は死ぬしかないんだ」なんていう甘えは相手にしてもらえるはずがない。
あのセンセーは筑波大の教授をやってて、若くてアタマも回るし、すごい人間だって事は認める。でも上の人間をひがんでる場合じゃない。ひがむ暇があったら何かをしなくちゃいけない。
「貴様に言われるままに死んでたまるか」と思ったとき、オレも少しはやる気あるじゃねぇか〜とちょっと嬉しかった。
さすが大学!言われることも高校までとはやっぱ違うぜ。