記憶データの拡張子はmpegですか、jpgですか、txtですか

昔すごく好きだった女性のこと、あの人の何が好きだったのかな〜ってのをボーっと考えてた時のこと。 ふと、何も具体的な言葉や感覚が思い出せないことに気が付いた。 長く時間が経っていたせいか、好きだったっていう記憶はあるんだけ … “記憶データの拡張子はmpegですか、jpgですか、txtですか” の続きを読む

昔すごく好きだった女性のこと、あの人の何が好きだったのかな〜ってのをボーっと考えてた時のこと。 ふと、何も具体的な言葉や感覚が思い出せないことに気が付いた。 長く時間が経っていたせいか、好きだったっていう記憶はあるんだけど、何がどう好きだったのかがわからない。

その後、久しぶりにその人に会った時、その人を目で見て、声を耳で聞いた。 また、そういう感覚器官では直接感じ取れないような、例えば言葉の使いまわしだとか、歩くときの音、会話のリアクションのクセ。 自分に対して脳ミソに入ってくる情報が、好きだった感覚を見事に呼び戻してくれた。 「ああそうだ、これだ、これだった」と、具体的には何の言葉にもならないけど、あえて言えば「雰囲気」ってのか、そういうごちゃ混ぜの、何だかよくわからないもの。

こんな風に何かを思い出すときには、まず、何かカギとなる感覚を思い出すんだろうけど、面白いことに、これは人によってかなり差があるらしい。

俺の場合、辛かった記憶、例えばビンタ食らったときの記憶とかは、動画・

ナ出てくる。 周りの状況もカラーだし、表情とかビンタの衝撃も覚えてる。 音声もあって、別にセリフを文章として覚えてるんじゃなくて、ちゃんと音声として覚えている。
小さい頃、親に怒られたときの記憶も動画だ。 けれど、楽しかったときの記憶はなぜか動画じゃなくて静止画。 しかも音声はほとんど無い。

人によって、動画は残らずに、まず「あの日は…で…だった」ってな文章が記憶されるだけだったり、中には匂いを自由自在に思い出せる人もいるらしい。 匂いって、かいでみて「ああ、あの匂いだー」ってのはあるだろうけど、普通思い出せるもんか…??

とにかく、個人差がいろいろなようなので面白そう。

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