地球にお尻を思いっきり蹴られた感じ

あっけらかんと日常に戻る人も多くいるだろうけど、
少なくとも自分にとっては、今回の地震は大きな影響を与えた。

日常の生活をする中で何か忘れている感じ、
薄々とは気がついているけれど、なんとなく行動に起こせない。
「明日仕事もあるし、とりあえず考えるのはやめて寝よう。」の連続。
この国にべっとりと染み付いた日常。

そんな中で、今回の地震は自分のケツに強烈な蹴りを入れてきた。
たぶん自分だけじゃないくて、この国で日常に溺れながらも
なんとなく自分が何をすべきか迷っていた人に対して、
渾身の力を込めて全力トーキックを入れてきた感じ。
「おまえら、なんだその日常は、なめてんのか、
 どれだけ日常が特殊なのか、客観的に見せてやろうか」
と言われた気がする。

地震の影響は、(もちろん被災された方にとって悲惨なものだけど)
直接被災しなかった都心の人にとっても、
政治・経済、さらには人々の生き方を変えるんじゃないかと思ったりもする。

3/11から続くこの異様な非日常の雰囲気、
地震、津波、原発と、繰り返される悲惨なニュースで
ものすごく多くの人が強制的に恐怖と死と向き合わされて、
その後の混乱で、いかに今までの日常が特殊だったか思い知らされた。

石原さんが「この地震は天罰」といっていたけど、
(まぁちょっと言葉はアレかもしれない)、意図は共感できる。
この社会がさらに成長する絶好のチャンスだと思う。
というか成長してくれるのを本当に期待してる。

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