2023のヤバさヤバい

まじで。まじで。ほんとにヤバい。プライベートで対処しないといけないことが積みあがりまくって年の大変さはたぶん2011年のレベル。仕事がトラブってなくて何より。

進撃の巨人のアニメ、完結したね。アニメで加えられたアルミンとエレンの問答もなかなかよかった。進撃が終わった後、ハマれるアニメ・漫画があんまり出てこなかったんだけど、この夏、僕の中で天国大魔境が久々にヒットした。アニメでハマって、単行本も一気に買って、現在リアタイでアフタヌーン購読中。あきらめません勝つまでは!

セル・オートマトンやばい

ここまでの人生、セルオートマトンについて「ピコピコ動くライフゲームってやつでしょ」ぐらいでスルーしてきた。が、ふとしたきっかけで1次元セルオートマトンのルール110がチューリング完全・カオスの淵を生み出すことを知り、明らかにこれはヤバい匂いあると感じた。なんでもっと話題にならんのだよこの話。情報科学で延々生きてきてこれを熱く語るヤツに出会わなかったぞいままで。なんでだ。この宇宙はコンピュータシミュレーション上だとか言い出す人が出てくるのもわかる気がした。

まず、時間発展の軌道にミクロとマクロの両方の相が見えてるところがやばい。

次にルールの設定がやばい。ルール110は、バイナリコードで01101110 なんだけど、まずこれ白黒の生起確率が等価じゃない。白3の黒5で、アシンメトリー。なお、ルール110を白4黒4でシンメトリーにした 01100110 ルール102はクラス3でカオスになってスペクトラムは平坦、いわばミクロはカオスでマクロは秩序。アシンメトリーな110のほうに「構造」が現れる。その生起確率が対称じゃない。ここらへんがめちゃくちゃ臭い。対称性の破れを感じる。

そして、インパルス応答からの時間発展で定期的に現れるグライダーと、中心ではない、よくわからない角度で左下に続く、亀裂なような構造。やばい。外側の周期的な構造からは定期的にグライダーが中心に向かって亀裂構造に撃ち込まれる。これってライフゲームの「グライダー銃」みたいなもんじゃないの? インパルス応答にグライダー銃があるってヤバいでしょう。で、亀裂にグライダーが打ち込まれて干渉模様ができるんだけど、その結果がしばらく平衡にならずにマジで気持ち悪い構造を持って続く。

どこまで続くのこれ。平衡状態になるの、ならないの? みたいな疑問が沸く。

あと、外側の線の角度(光速みたいなもの)に対する、この亀裂の角度ってなんかのマクロな世界の定数に近似されてたりしない?

というか、これが対称性の破れで、白3黒5由来だとすれば、なんか素数との関連しそうじゃないかとさえ思える。宇宙の真理だけじゃなく「数」の真理くさい匂いある。相互作用対象が2つ(自分含めて近傍3)の場合だけの構造なのか、ライフゲームとかより高次の、もっと言えばこの宇宙がセルオートマトンだという人たちの量子数とか11次元とか12次元とかのもっと複雑なオートマトンの相互作用でも、ルール110と本質的に同じものなのか。純粋に「チューリング完全」と「宇宙」と「数」は同じものなんだろか。

このニュースとか、そういう話?

熱平衡化の問題は、一般的な形では解決不可能な問題であることを証明https://www.univ.gakushuin.ac.jp/about/press/27507.html

などなど。久々に楽しく勉強できました。

教育者

大人になってから、いわゆるガチガチの教育者という人にこれまで面と向かってコミュニケーションをしたことがなかったのだけど、先日とある事情で、長く教育に携わってこられた重鎮の先生と、学校について深く意見交換する機会があった。そして久しぶりにとても新鮮な気持ちになった。

僕は20年以上も商人・ビジネスの世界で生きてきた。だから、コミュニケーションベースが自然にそっちになっている。カネや地位がほしくて仕方ない欲深い人間を日常的に目にするから、世の中のほとんどの人がそういう人に見えてくる。政治家・役人とよばれる人たちも、どちらかといえば商人の感覚でも理解できる部分がある。票や評判で動く部分が大きいし、集合体としての規律だとか規範だとか歴史や礼儀を重んじる方々なのだけれど、カネと政治で話がまとまるところは商人にも通じる。

それに対して、教育者、教育の世界は、僕にはまったくの異世界に感じた。人間だからもちろん欲も政治もカネもあるのだろうけれど、それより遥かに大きい、理念だとか信念だとか使命感のかたまりのような空気がその世界を動かしているのを感じた。正直なところ、宗教によっぽど近い空気だった。いや、悪い意味ではなくですよ。あまりにも衝撃だったので、Amazonで「学習指導要領」を買ってしまった。ほんとに。

子供の頃、僕は学校がほんとうに嫌いだった。自由が抑圧される場所だったし、先生は敵だった。いまでも学校と聞くと反射的にウッとなる。でも今回いろいろ話をして、子供の頃の自分に「先生は敵じゃねえんだわ、おまえの敵はもっとでっけえんだわ」と言ってあげたくなった。先生も、学習指導要領も、敵でもなんでもないんだわ。

3年半かけて遂にコロナが体に届いた

いらっしゃいませ。本当に長旅だったでしょう。中国武漢から変異を重ねてワクチンをくぐりぬけ、2020年から3年半かけてついにコロナウイルスが僕の体内に入り、発症となりました。

喉に違和感、咳が出始めたと思ったら、すぐに猛烈な寒気と関節痛と筋肉痛、いきなり38℃を超えていて、どうみても細菌感染の感覚じゃねえと思ったので病院予約して陽性を確認。

最高39.4℃まで熱があがったときには、さすがに朦朧としたし、なによりやばかったのは関節痛で、よぼよぼのおじいちゃんみたいな歩き方になってた。

幸いにも、2日で熱は下がって少し咳が出るぐらいでフィニッシュしそうな感じ。

おかげで盆休みの実家帰省は飛んでしまい、自宅待機でひたすらYouTubeを見てる。

そういえば、先日の大気が不安定だった時に、実にいい雲の写真が撮れた。


(追記) 発症後4日経過して、熱は引いて軽い咳と鼻水づまりぐらいになったものの、なんか自律神経の調子がおかしい。いきなり汗かき始めたり、暑くなったり寒くなったり体温の感覚がめちゃくちゃ、少し動くと動悸とフラフラ。これがいわゆるコロナ後遺症ってやつか?? 少し調べたら回復後もホルモンの分泌がおかしくなるケースがあるらしい。すごく疲れやすくなるっていわれるのは、これか。

(追記)発症5日目、熱は完全に引いて咳も鼻水もほとんどないのに、味覚が消えた! コロナで味覚がなくなるって言われてたけど、これか! っていうか毎年花粉症がひどくなったときに味が消えるのと完全に同じ。そして若干副鼻腔炎ぎみで頭も重い。非常に面倒だ。。

(追記)発症から1週間。味覚が少しずつ戻って来た。30%ぐらい? 動悸や平衡感覚の異常もだいぶ回復してきた。普通に仕事ができる。健康って素晴らしい。コロナさようなら!

麻布十番までラーメン食べに深夜ドライブ

久しぶりに時間ができたので、一人でゆっくり深夜ドライブしてきた。夜に都内まで運転したの最後いつだろう。コロナ前な気がするから、4,5年ぶり?

ドライブが目的だから行く宛は特にないんだけど、とりあえず麻布でラーメン食べて帰ってくるという大義名分を打ち立てた。

常磐道からC2外回り, 湾岸線東行き, 11号台場線, レインボーブリッジ, 下道に降りて麻布まで, 麻布ラーメンの麻布十番店で醤油ラーメン1杯。そのあとは日付変わってから、下道で日比谷通りで東京→秋葉原→上野→国道6号をひたすら北上してつくばに帰宅。4,5時間ぼーっと楽しんだ。

麻布ラーメンはあいかわらずの味だった。もやしとネギをぶち込む楽しさは健在。都内で死ぬほどサラリーマンしてた頃の記憶が蘇る。もう15年ぐらい前のことなのに、それほど遠くに感じない。ただ、かつてホームだった芝浦店はなくなったらしい。

久々に夜の都内走ったけど、なんか雰囲気かわった気がした。特に六本木・麻布十分の深夜なんてもっと人でごちゃごちゃしてた記憶あるし、秋葉原は深夜なのにメイドのキャッチがうろうろしてて風俗街っぽい雰囲気あった。

帰りの下道6国もほとんど変わらず。深夜1時を回ると車も減って実にいい雰囲気。墨田、葛飾、松戸、流山、柏、取手と、都心からだんだん郊外に出て行く感覚が、相変わらず気持ちよかった。