7月になった 創業1周年

この時期は、とても印象深い。
過去のイベント、結婚とか、転職とか、引っ越し、このタイミングがなぜかおおい。
自分の会社の創業日も去年の7月1日。ちょうど1周年。
そして、今月の7日で、つくばに引っ越してきてから1周年。

去年の7/1は、3年間お世話になった港区に転出届を提出だったらしい。
確かに、「あんまりにも嬉しくてたまんねぇ」とか言ってたなぁ。
それから1年、なんとか生きてる。
もうすっかり自営業の頭になった。
6末で決算の締めだったので、過去1年間のお金の使い方や経営について、いろいろ判断を振り返ってた。
反省はものすごく多い。いくつかデカい判断ミスもしてる。
けど、どうしようもないというか、その判断ミスがなかったら気が付かなったから、勉強代。
今思えば楽観過ぎだったし財布のヒモを緩めすぎだった。
サラリーマン体質そのものだった。
きちっと数字になってこない部分については引き締めなくちゃいけない。

今期は、勝負の期になる。
今期で食えなければ、大きく方向転換しなくちゃいけない。
かなり大きな賭けをしてる。
もちろん、賭けに勝たなくちゃいけない。
良い機会だから、もう一度、気合をいれなおすことにする。
今週は、色々捨てたり、オークションに出すことにする。
どんどん行動しよう。時間が一番貴重だ。

twitterに時間を吸い取られてた

もうネット歴15年だけど、だらだら目的のないネットのサーフィンやってると、ものすごく時間を吸い取られる。
仕事とか勉強とか婚活とか、何かしらの目的のためにネット使うのは超便利だけど、
なんとなく面白いから、的な使い方だと本当にやばい。

最近、めっきりtwitterを見なくなって実感した。
特にtwitterとかSNSの時間の吸い取られ方は危険。
常に近くにしゃべり相手がいるような状態だから、思わず見ちゃうしつぶやいちゃう。
サラリーマンの暇つぶしならいいけど、常に動かないと死んじゃう自営業にとって天敵。
100時間twitterをしていた人と、
100時間ソフトウェアを書いていた人と、
100時間名刺をばら撒いて営業した人、
その中で一番ロスってるのは、100時間twitterをしていた人だと思う。
100時間テレビのバラエティ番組見てる人よりはいいかもしれんけど。
かろうじて、自分の知識になるような話だとか、プロモーション的な側面があるけど、
そんなのは、twitterで失われた人件費をリアルマーケットに同額投じれば、比べ物にならない。
このブログ書くのも自己満足と相殺する分だけロスってるわけだけど、
延々と続くtwitterはヤバい。

とにかく、「良い物をひたすらに作って多くの人に売る」、
それに必要な具体的なtodo、例えば取引の可能性のある人と会ったり、
分からないことを本買って調べたり、営業資料を作ったり、バイトしてくれそうな学生と話したり、
それ以外は、極力リソースを割かないようにして、超絶集中して、しばらく頑張ってみる。

自分の裁量で仕事を切れる素晴らしさ

いやぁ、超絶バタバタ。。。

実は今月初めから、ちょっとヨメが風邪をこじらせて入院中。
もうかなり回復してて、あとは退院を待つだけなので大丈夫です。

本当に、いままで見えないものが見えた2週間だ。
元の生活に戻っても、今までとはさらに色々と考え方変わるかも。

ちなみに娘は僕と共に実家に戻り、祖父母が面倒を見てる。
僕は実家から片道1時間の車通勤の日々。

とにかく、やっぱり健康は一番。
健康がなくなると、それまで考えてきたこととか、本当に陳腐なものに見えて、
自分の見る世界観が一変する。

でも健康バカになってもしょうがなくて、
どうせ健康なんてどこかで損なわれるのは確かなんだから、
明日死んでも後悔しないように変なプライドをどんどん捨てる、
他人の言うことに影響されず、自分だけを信じてやりたいことだけをやる。
それが一番だなと、改めて確信した。

そして、自営業はこういうときに、ある意味、強いと思った。
自分の裁量で仕事を切ってリスクを取れる自由がある。もちろん収入下がるけど。
けど収入が下がることと嫁の健康なんて、天秤にかけるまでもなくて、
これが東京でサラリーマンやっていた頃に同じ事態になってたと思うと、ぎょっとする。
サラリーマンは裁量を持っているように見えて、実際はしがらみが多すぎて、
2週間の有給を取るなんてのはほぼ不可能。つまり、そもそも天秤にかけられない。
いや天秤にかける気になればかけられるんだけど、精神的にかけられない。
特に出世を狙えば狙うほどに、評価を下げるネタはもみ消したい考えが強くなるから、
稼げば稼ぐほど、稼げない事態をゴマかさないと、いられなくなる。
もちろん、出世に興味もたない選択をした人なら、2週間ぐらい取れるわけで、
ある意味その選択をした人は正解かもしれない。

肝心なのは選択の自由を持っているかどうかだ。
VCからカネ借りて雇われ社長はじめたら、自営業と言えども、
家庭の事情で勝手に仕事を切ったりはできないし。

あと、やっている事業の内容によっても変わってくる。
今やっている自営業のネタは、自社製品というか、
受託みたいな対面の商売じゃないので、緊急事態になっても単純作業をやれば
少額だけどお金が回っていく。
微々たる金額でも不労所得みたいなのがあるってのは、本当に心強い。

自営業をやっていて、そして親元に近い郊外にもどってきて、心底良かったと思った。

あとやっぱり、Web業界にいたころに必死になって頭を働かせて追い求めていた事、
例えば、世界を変えるアイディア・技術だとか、メディアへの露出だとか、
アメリカのシリコンバレーの動向だとかは、本当に墓穴だったんだなと、強く思う。
そもそもそれがサラリーマン思考だった。
心底、見の程を知らなかった、バカだったと思う。

自営業脳になりつつある今は、
とにかくWebでも不動産でも小売でも飲食店でも、
何でもいいから金を稼いで、一番自分に近い人間を幸せにして、
それでもカネがあまったら、もう一回り近い人間を幸せにして、
そういう考えで行くことだけを考えてる。

近々退院するので、妻と娘の3人生活が戻るのが楽しみ。

金が尽きるスピードより速く動く

2月になっちゃったよ。
来月で会社設立から1周年。
はえー・・・。

最近は、事業を立ち上げるために湯水のようにお金が消える。
自営業で仕事をやっていると、
消えるお金、作られていく製品、それを買っていくお客さん、戻ってくるお金、
すべてが目の前で起きていく。

その中で、PDCAとか、発想法だとか、そういう一般論が本当に役に立たないことを実感する。
役に立たないのは、一般論自体が意味ないわけじゃなくて、実用的なスピードがでないから。
ひとつひとつ思考のプロセスをフレームワークに沿ってやってたら、
1日1個の判断してるうちに日が暮れる。
そうじゃなくて、10分に1回ぐらいの判断が必要なんだから、
動物的カンで動いて行かないといけない。
いま一日に「どうしますか?」とか「確認してもらえますか?」とか「これやりませんか?」
そういうメールがガンガン届く中で、最低限の精度を確保してとにかくすぐに返さなくちゃいけない。

チンタラしてると、金が尽きるスピードのほうが速くなって、借金が増える。
月給30万円の人間は実働20日として日給1.5万円、時給2,000円。
つまり、2,000円/時で財布からカネが抜けていく。
もちろんこれには会社の家賃も事業投資のカネも入ってないから、実際は1万円/時とか、
そういうスピードでカネが消えていく。だから立ち止まっちゃいけない。

当然、スピードを確保するために判断の精度は落ちる。
だから、よくテレビに出てくるような急成長するIT会社には必ず酷い歪みが生じる。
でも、生じる歪みが不利益をもたらすよりも早いスピードで、金を稼げばいい、
彼らはそういう思考でやっている。
ほとんどアスリートみたいな精神力と体力で。

どこまで歪みを許容して、どこまで成長を求めるか、それは経営者のコントロールにかかっている。
ボクんところは、そういうベンチャーと比べると、まったくもってソフトスタート。
そのまま町工場的な方向にいくか、大きく出るか、その判断のときがくるまでは、
しっかり等身大+120%で頑張っていく。

Windows7

windows7に移行した。まずまず。
64bit版だけど、アプリケーションの対応状況もそれほど悪くない。vistaのときよりメーカーの対応も若干早い気がする。まぁ、それでもVistaがひどすぎただけで、XPでも変わらないんじゃない、ってのが正直な感想。

最近また忙しい。なんかプライベートと仕事の区別がだんだんとあいまいになってきている感じ。やっぱ自営業みたいなのが自分には合っているかもなぁと思うこのごろ。あと社内政治に手を出さざるを得ない状況になりつつある。まぁ、物事進めるためには、権力が必要なのは世の常で。まだ選択できる段階にあるけど。

さてーー今年も残り2ヶ月。お正月とかいっちゃって、マジ早すぎ!