愛という名のもとに

見た。
相変わらず江口洋介のロンゲが時代を感じさせてくれる。そして、さすが野島伸司、ドロドロで素晴らしい。伏線展開しすぎて描写が雑で感情移入できねー!!!ってとこがあったけど。

18年前のドラマだからか、フェミニズムとか、GNPとか公定歩合とか、その時代に敏感な話題がいたるところに出てきて、なんというか時代って15年ぐらいで変わるもんなんだなぁと思ったりした。

つーことは、逆にいまから15年後は、いまのトレンドも間違いなく古臭く思われるに違いない。とりあえずWeb業界のラッシュは、酒の席でツマミになるんだろうなぁ。あとなんだろう、少子化とか金融不安だとか、テロとの戦いだとか、そのあたりのキーワードは、たぶん15年後には「ああ、2000年代の言葉だね」ってなる気がする。少子化も金融不安も非正規雇用もテロも、大きな話題にならないというか、社会の大前提になって、マスメディアが取り上げるのは別問題になっているはず。フェミニズムが俺たちの世代ではもう一部common senseになってるとか、不景気なのは承知だよ、みたいな。

わかんねーけど、この国は老いるんだろうなぁ。俺個人にどれだけの関係があるんだとか考えると、何も関係ないんだろうけど、自分の乗っている「波」は、把握しておきたい。

東京ラブストーリー

こんにちは、PPMです。

TSUTAYAが半額キャンペーンしてた。みひろの新作が出たらしいけどバッチリ全部貸し出し中。まぁ嫁がいるのにアダルトビデオを借りるのもアレですが。

で、嫁が「東京ラブストーリー」のDVD全巻を大人借り。

東京ラブストーリーって、小田和正の「あの日あの時〜♪」と、江口洋介の気持ち悪い黒ロンゲぐらいしか知らなかったんだけど、嫁が相当好きらしいので見てみた。

見終わった。

なんという不器用な男と女の都会生活…ッ!
これはヒットしたの分かるなぁ…
あの最終回に向けた畳み込み演出がすげえ。
マジ切なさmax!!!!

赤名リカを見ると、18年前でもツンデレ需要が非常に高かったことが伺えるね。つーか月9のヒロインはツンデレ属性多すぎ。

まぁツンデレは大いに結構なんだけど、赤名リカの場合は、時々やってくる無謀な愛情表現依頼が無理。朝っぱらの通勤途中で愛してるって言えとかね、公共の福祉に反する暴挙ですよ。もう暴力です。もし横でそんなことやられたら傍迷惑。

けど…関口さとみはもっと無理…

あと、バブルの余韻残りまくり。なんつーか設定が今の日本じゃありえねーよ。24才で普通のリーマンやっててあんなに飲み食いしてて都内住まいで、どんだけrichなんだよと。それに、携帯電話がない時代だからか「イエデン」に依存した話の流れが多くて、今の平成10年生まれとかに見せても、まったく受け入れてもらえない気がした。

結論、日本は変われど、ツンデレは永遠ナリ