那須高原に家族旅行

那須高原に1泊2日のミニ家族旅行にいってきた。
家族旅行といっても、夜には親父夫婦に、妹夫婦、そしてウチの3人が集まって合計7人で親父の還暦祝いをするというイベント。
同時にひっさしぶりの嫁との旅行でもある。
娘を連れて旅行するのは初。

1日目は、途中「りんどう湖ファミリー牧場」に少しだけ行ってきた。
名前はよく聞いたことがあったけど、行くのは初。

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▲りんどう湖の湖畔に色々な子供向けレジャー施設が造られている。

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▲子供連れてこういう場所に来るようになったのかーーとしみじみと感じる。

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▲とりあえず全てがリゾート価格。特にヤバかったのは「まきば君のパクパク串」。タコウィンナー、イカげそ揚げ、タコから揚げ、チキン焼きを串に4つ刺して、600円也。あまりに気になったので本気で買おうかと思ったけど、自重した。

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▲アルパカ

園内には馬やら羊やらに触れ合えるスペースがあって、子供は泣いたりビックリしたりと、いい体験になってくれたものと期待したい。。。

んで、夜は親父夫婦と妹夫婦と合流。

よっぱらい
▲還暦祝いのコース料理たっぷり食べてきた。

で、ホテルの部屋がすごい。
那須高原眺めながらのガラス張り風呂キタコレ

部屋がすげえ
▲嫁と二人だったらしんみりとビール飲みながら風呂に入るところだけど、今回の旅行には1才9か月の暴れん坊にご参加賜っているため、必死になりながら風呂に入れた。

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▲もちろんノートパソコン持参。メールチェックの景色も雄大。

家族で色々とたわいもない会話をしてお酒を飲んで、次の日には寄り道をしながら帰宅。
嫁はリゾート地っぽい雑貨屋に興奮していた。

那須高原
▲雑貨屋にハマる母を待つ子と、子を撮る父。

このお店、後から調べたけど、White Noteっていう店で、3月にオープンしたばかりの店らしい。会計の時にiPad使ってたのが印象的。最近クレカ決済のために楽pay導入したっぽい。業界柄、そういうところからまずチェックしちゃう癖が。あと、オーナーさん、俺よりも少し年上みたい。センスよさそうな感じ。同年代で自営業やってる人見つけると無条件で応援したくなってくる。それと、お店に飾ってあった絵が結構良かった。

1泊だけだったのに、結構リフレッシュした。
8月後半戦レッツゴー!

生まれてから延々と理想論を叩き込まれて、一気に弱肉強食・理不尽の塊のサル山に放たれる

嫁が退院し、2週間以上に渡る実家への避難生活&父子家庭の日々が終了!
方々へお騒がせいたしました。ご心配おかけしまして申し訳ありません。

今回お勉強したこと「血縁」

2週間以上実家で生活したのは、実に高校生以来、12年ぶり? もはや、高校生当時のサル的な自分とはまったく違っているわけで、生活の中で見えるのは年取る両親と自分、次世代の子供。そんな環境の中にずっといたら、なんか血縁て本当にすごいなと思った。運命共同体っていうほうがいいのかな。ムカついても泣いても共同体。世の中で確かなものなんてほとんど無いわけですが、血縁ってのは、それが良いものかどうかはケース・バイ・ケースなものの、間違いなく、超強力なものなんだと肌で感じた。血で作られた以上、血からはどうやっても逃れることはできない。

血縁なんて意識したこともなかったけど、
なんかこういう経験すると、
やっぱり人一人なんて小さいんだなと、スッと頭に入ってくる。

あたりまえなんだけど、若いうちって、それになんで気が付かないんだろーか。。。

生まれてから延々と理想論を叩き込まれて、一気に弱肉強食・理不尽の塊のサル山に放たれる子供。
それと、生まれてから理想論も知らずに支配一色のサル山しかなかった時代の子供。
どっちも、どっちかな。

自分の裁量で仕事を切れる素晴らしさ

いやぁ、超絶バタバタ。。。

実は今月初めから、ちょっとヨメが風邪をこじらせて入院中。
もうかなり回復してて、あとは退院を待つだけなので大丈夫です。

本当に、いままで見えないものが見えた2週間だ。
元の生活に戻っても、今までとはさらに色々と考え方変わるかも。

ちなみに娘は僕と共に実家に戻り、祖父母が面倒を見てる。
僕は実家から片道1時間の車通勤の日々。

とにかく、やっぱり健康は一番。
健康がなくなると、それまで考えてきたこととか、本当に陳腐なものに見えて、
自分の見る世界観が一変する。

でも健康バカになってもしょうがなくて、
どうせ健康なんてどこかで損なわれるのは確かなんだから、
明日死んでも後悔しないように変なプライドをどんどん捨てる、
他人の言うことに影響されず、自分だけを信じてやりたいことだけをやる。
それが一番だなと、改めて確信した。

そして、自営業はこういうときに、ある意味、強いと思った。
自分の裁量で仕事を切ってリスクを取れる自由がある。もちろん収入下がるけど。
けど収入が下がることと嫁の健康なんて、天秤にかけるまでもなくて、
これが東京でサラリーマンやっていた頃に同じ事態になってたと思うと、ぎょっとする。
サラリーマンは裁量を持っているように見えて、実際はしがらみが多すぎて、
2週間の有給を取るなんてのはほぼ不可能。つまり、そもそも天秤にかけられない。
いや天秤にかける気になればかけられるんだけど、精神的にかけられない。
特に出世を狙えば狙うほどに、評価を下げるネタはもみ消したい考えが強くなるから、
稼げば稼ぐほど、稼げない事態をゴマかさないと、いられなくなる。
もちろん、出世に興味もたない選択をした人なら、2週間ぐらい取れるわけで、
ある意味その選択をした人は正解かもしれない。

肝心なのは選択の自由を持っているかどうかだ。
VCからカネ借りて雇われ社長はじめたら、自営業と言えども、
家庭の事情で勝手に仕事を切ったりはできないし。

あと、やっている事業の内容によっても変わってくる。
今やっている自営業のネタは、自社製品というか、
受託みたいな対面の商売じゃないので、緊急事態になっても単純作業をやれば
少額だけどお金が回っていく。
微々たる金額でも不労所得みたいなのがあるってのは、本当に心強い。

自営業をやっていて、そして親元に近い郊外にもどってきて、心底良かったと思った。

あとやっぱり、Web業界にいたころに必死になって頭を働かせて追い求めていた事、
例えば、世界を変えるアイディア・技術だとか、メディアへの露出だとか、
アメリカのシリコンバレーの動向だとかは、本当に墓穴だったんだなと、強く思う。
そもそもそれがサラリーマン思考だった。
心底、見の程を知らなかった、バカだったと思う。

自営業脳になりつつある今は、
とにかくWebでも不動産でも小売でも飲食店でも、
何でもいいから金を稼いで、一番自分に近い人間を幸せにして、
それでもカネがあまったら、もう一回り近い人間を幸せにして、
そういう考えで行くことだけを考えてる。

近々退院するので、妻と娘の3人生活が戻るのが楽しみ。