15年分のデータ

いま、過去15年分ぐらいのハードディスクの中身を整頓してるんだけど、
なんかもう脳が忘れ去ったことが大量に残ってて、やばいよこれ。
15年って膨大な時間なのかも。。。
要点要点だけをたどると、あっというまだけど、細かい文章だとか写真を見ると
ちゃんと1秒1秒がそこにあったんだなぁと実感する。
授業のレポート、論文、作ったソフトのソースコード、
合コンの写真、友達とのメッセのログ、毎日のメール…
15年前なんて一番人生で元気な時代のデータだから、ほんと、ひどい内容だわ。

そういう視点から今の自分を見たら、
なんかもっと生き急いで弾け飛ぶぐらいにハンドリングしても
いいんじゃないかという気になってきた。
いや忘れていたほうが幸せなのかも、という気もしなくもないけど。

そういえば、つくばに初めて住んだのが2000年だから、12年経つんだけど、
12年で、道路とか建物とか景色はそれほど変わってはいない。
つくばは結構街が大きく変わったほうだと思うけど、それでも変わってない。
よくよく見ると店がつぶれてたり看板が変わったりしてるけど。

じゃあ、10年とかの単位で時間がたったときに、一番変わりやすいのはなにか?
って考えたら、これはもう明白で、人。
人が10年たつと、何もかも変わっちゃう。
特に10代後半からの10年なんてのは、付き合う人も変わるし、
自分の性格もガラッと変わる。

だから、町の様子はほとんど同じなのに、自分の立場があまりにも当時と変わっていて
そこに一番の衝撃を受ける。
今から10年後は、また同じぐらい、変わっているんだと思う。
というより、変わっているようにしたい。。。