同情するならカネをくれ!

要するに、安達祐実が叫んでいた「同情するならカネをくれ」ですよ。
マイクロファウンディングの話。
100円でも1000円でも出してくれと言った瞬間に「真価」が問われることになる。
twitterのフォロア数とか、FBのいいね、とか、同情クリックつきまくることに騙される人続出。
結局は詐欺のエサにしかならないのよ。
マイクロファウンディングとか、どう考えても期待感を煽るだけのモデルなのに、
「あたらしい資金調達の仕組み」とかいう言葉に騙されて、みんな乗っかってみるものの、
ロクにマーケしないで「あれ、意外に使えない?」とか言ってる。。。
「○○の子供たちに○○を」みたいなプロジェクトがカネあつめてる事例とか、出来レースor詐欺にしか見えないんだよ。

そういうの主催している人を見ると、大抵「ネットはすごいんだ、新しいんだ」を自分の宗教にしている人なんだよね。
もっと世界はおもしろいはず原理主義というか、旧態依然とした大企業が嫌いとか、縛られるのが嫌いとか、そういう理由で、つねに新しいことを追いかけてる。
要するに現代版の学生運動みたいなもんなんだよね。シンボリックな名前がついていないだけで。たぶん。

ネット宗教な人がやってる「新しい○○をやろうぜ!!!」って号令かけてネットマーケフル活用、みたいなのは、大抵、手段が目的になってる。
ネットは単なる手段、〇〇やろうぜ、のほうが目的なのに、ネットで盛り上がるところに主眼がいく。
だから、すごく惜しい。
新しいことを追いかけるのはいいことなんだけど、大義名分に欠けるんだよね。
だから他人も付いてこないし、カネも動かない。
「新しい事をやりたい、楽しい事をしたい」は手段であって目的にはならないのに、惜しいなあと思っちゃう。

twitterに時間を吸い取られてた

もうネット歴15年だけど、だらだら目的のないネットのサーフィンやってると、ものすごく時間を吸い取られる。
仕事とか勉強とか婚活とか、何かしらの目的のためにネット使うのは超便利だけど、
なんとなく面白いから、的な使い方だと本当にやばい。

最近、めっきりtwitterを見なくなって実感した。
特にtwitterとかSNSの時間の吸い取られ方は危険。
常に近くにしゃべり相手がいるような状態だから、思わず見ちゃうしつぶやいちゃう。
サラリーマンの暇つぶしならいいけど、常に動かないと死んじゃう自営業にとって天敵。
100時間twitterをしていた人と、
100時間ソフトウェアを書いていた人と、
100時間名刺をばら撒いて営業した人、
その中で一番ロスってるのは、100時間twitterをしていた人だと思う。
100時間テレビのバラエティ番組見てる人よりはいいかもしれんけど。
かろうじて、自分の知識になるような話だとか、プロモーション的な側面があるけど、
そんなのは、twitterで失われた人件費をリアルマーケットに同額投じれば、比べ物にならない。
このブログ書くのも自己満足と相殺する分だけロスってるわけだけど、
延々と続くtwitterはヤバい。

とにかく、「良い物をひたすらに作って多くの人に売る」、
それに必要な具体的なtodo、例えば取引の可能性のある人と会ったり、
分からないことを本買って調べたり、営業資料を作ったり、バイトしてくれそうな学生と話したり、
それ以外は、極力リソースを割かないようにして、超絶集中して、しばらく頑張ってみる。