麻布十番までラーメン食べに深夜ドライブ

久しぶりに時間ができたので、一人でゆっくり深夜ドライブしてきた。夜に都内まで運転したの最後いつだろう。コロナ前な気がするから、4,5年ぶり?

ドライブが目的だから行く宛は特にないんだけど、とりあえず麻布でラーメン食べて帰ってくるという大義名分を打ち立てた。

常磐道からC2外回り, 湾岸線東行き, 11号台場線, レインボーブリッジ, 下道に降りて麻布まで, 麻布ラーメンの麻布十番店で醤油ラーメン1杯。そのあとは日付変わってから、下道で日比谷通りで東京→秋葉原→上野→国道6号をひたすら北上してつくばに帰宅。4,5時間ぼーっと楽しんだ。

麻布ラーメンはあいかわらずの味だった。もやしとネギをぶち込む楽しさは健在。都内で死ぬほどサラリーマンしてた頃の記憶が蘇る。もう15年ぐらい前のことなのに、それほど遠くに感じない。ただ、かつてホームだった芝浦店はなくなったらしい。

久々に夜の都内走ったけど、なんか雰囲気かわった気がした。特に六本木・麻布十分の深夜なんてもっと人でごちゃごちゃしてた記憶あるし、秋葉原は深夜なのにメイドのキャッチがうろうろしてて風俗街っぽい雰囲気あった。

帰りの下道6国もほとんど変わらず。深夜1時を回ると車も減って実にいい雰囲気。墨田、葛飾、松戸、流山、柏、取手と、都心からだんだん郊外に出て行く感覚が、相変わらず気持ちよかった。

車の買い替え

インフレと為替のトレンドや節税の関係もあって、車の買い替えを検討中。ちょうど10年前のPugeot 207CC → Audi TT coupe と来て、やはりここはクーペ縛りで検討しようかと。ただ、TTの足回りの堅さにはちょっと疲れることもあって、スポーツはもういいかなという反面、このタイミングでさらにゴリゴリの911乗ってみるのも冥土の土産に悪くないかなと思うし、このままTTからA5 coupeあたりに落ち着こうかとも考えたり。悩ましい。

40歳になるので、人生折り返しモード強めていく。利確するところは利確して、博打するところは博打していく。なりふりは、かまっていられない。死神は近づく一方なので、お行儀よくやるのもほどほどにしたい。

Audi TT クーペ (8s) 納車

人生3台目のマイカーは… TT クーペ 1.8 TFSI 現行!

納車ドン。

高速含めて走ってきた。

いい!すばらしい!かっこいい!最高!

と言いたい中で、どうしてもコイツは気に入らんという点がすぐに2つ出てきた。

1. 足かたい
2. オーディオだめ

試乗車がノーマルの17インチ(225/50R17)だったのに対して、限定モデルにつき強制的に18インチ(245/40R18)になったから、足がかたい原因は明白。インチダウンすればok。ついでにスポーツタイヤやめてコンフォート系のタイヤにすればさらによくなるはず。ごめんTT…。19にインチアップしちゃうかどうかっていう車種なのに、まさかのインチダウン。売る時のために18インチホイールはちゃんと保管しておくからね! 扁平率40と50でこんなに乗り心地が変わるとは思ってなかったよ..。 (9/1 換装済み. 写真はノーマルの17インチ)

あと、オーディオは盲点だった。あんまり聞くことなくなったけど、ふと再生したら、そこケチってたのか!という感じ。207CCよりも明らかにクオリティ低い。オプションにサウンドシステムがあったけど、ノーマルでもマシだろうと思っていた。まぁ、どこかのタイミングでスピーカーとアンプ入れ替えれば問題ないでしょう。

ただ、この2点以外は、ホント素晴らしい。アウディ自体が初めてだけど、とことん洗練されてることに驚く。とにかく無駄がない。デザインが合理的で、日本人が事なかれ主義でついついデザインしがちな「ごちゃごちゃ」がない。

バーチャルコックピットでナビがダッシュボードから排除されてすっきり。室内灯ひとつとっても、ON/OFFのスイッチがなくて、ランプ自体がタッチセンサになってる。長くタップすると明るさの調整。ふつう、そこにon/offボタンと明るさのダイヤルを付けてしまうと思う。 UI設計そのものだ。

そのあたりの合理性が、洗練された事業をデザインしなくちゃいけない立場の自分にハマった。

考えさせられる。

セカンドカー

この秋の車検で、自分の車が7年落ちになるので、こちらもエイヤッと買い替えることに。

現車はプジョーの207cc。プジョーにはいろいろと思い入れもあるので、RCZを生産継続していればそのまま決定だった。が、もはやプジョーはカブリオレもクーペも、作らなくなってしまった。残念。まぁ日本市場はもはや縮小する一方だし、クーペやカブリオレなんて売れない車作る暇があったらSUV作ったほうがいいわけだよね。プジョーに限らず、フォードは撤退しちゃうし、輸入車はドイツ車以外は相当難しくなっていくかなと。

そんなわれけで、新しい車を選定することに。もちろんクーペ縛り。

で、まず国産クーペは全滅。もともとスポーティさには興味ないというか、リアルにスポーツが苦手な僕にとっては気が引ける感じで、国産だとRX-8とかフェアレディZとか86とかバリバリのスポーツカー路線になるので、ちょっと違う。するとドイツ車で残るのは、BMWの4シリーズクーペか、audi TTもしくはメルセデスのCクラスクーペあたり。

まずBMWは、コンセプトが「駆け抜ける喜び」なのだけれど、そもそも駆け抜ける機会があまりない僕には違うなと思っていた。そんな中、4シリを調べてみるとやっぱり内装がちょっと厳しい感じ。

[BMW 4シリーズクーペ]

っていうか、この動画のドリンクホルダー見て、もう僕はだめだった。

するとaudiのTTかメルセデスのCクラスクーペ。ということで、試乗してきた。

結論から言うと、アウディもいいけど、ベンツやばい。

いやTTカッコイイし、洒落てるんだけど、かなり気になったのはバーチャルディスプレイ。スピードメータもナビもすべてコンソールに収めるというやつ。僕がテクノロジー業界なのもあるけれど、UIをすべてデジタルにすべて寄せる方針は、ちょっと受け入れがたかった。たぶん5年もしたらUI陳腐化して、ものすごく古めかしくなるんじゃないかなと。それに、ナビやら音楽プレーヤーがドライバーしか使えないのは痛い。さらに、僕はナビとしてスマホでGoogle Mapを使うのが一番いいと信じ切っているので、どうせ備え付けのナビは使わない。

一方、初のベンツ試乗だったけれど、Cクラスクーペはやばかった。同じ値段の車で、ここまでデザインがキッチリしている車ないと思う。ベンツと言うと、オッサン臭いイメージだったけれど、嫌らしい感じもまったくしない、洗練されたデザイン。もちろんデザインについては好みの問題なので、好きか嫌いかは分かれることはあると思う。けれど、決して「手抜きだ」とは言われないと思う。207ccを選んだのは、ある日の夜ドライブしていたら、夜に目の前浮かんだ207ccのリアの雰囲気がキレイだったからなんだけど、Cクラスクーペのリアも方向性は違えど綺麗だった。

走ってみた感じでは、試乗コースが街乗りコースだし、特にアウディTTもメルセデスCクラスも問題ない感じ。 ちと予想よりは硬い感じではあった。 ttはスポーツ指向だろうからいいと思うんだけど、Cクラスのほうはもう少し柔らかくてもいいかなと。路面が荒れているとゴツゴツする感じで、ちと今の207ccの雰囲気に近い感じだった。18インチだからかな??

というわけで、Cクラスクーペ優勢。
お高いので、ディーラー保証付きの中古を狙うことになりそう。。。

あと、実家に帰った時にオヤジに車の買い替えの話をしたら、ベンツはイメージ悪くて偏見の元になるからやめとけ、というお達しが。確かにそれはわかる。特に年配の人のベンツのイメージは、趣味悪い、金色の腕時計のイメージなのかもしれない。(といってもCクラスだし、今のCクラスのイメージはオラオラしてるものではないんだけど) でも、乗りたかった車を街中で見かけるたびに、自分を信じなかったことを天秤にかけることになる。何度も何度も。その後悔は、たぶんベンツに乗る偏見よりもずっと重い事を知っている。

言えば、ベンツも、僻みも、妬みも、陰口も、後ろ指も、フィクションだ。興味がない。興味があるのは、その先にあるものだ。その前では、成功も失敗もフィクションにしかならない。他人からは合理性も常識もないように見える。他人から惨めに思われたり笑われたり揶揄されたり気にされなかったりして、特に何の意味もなく死ぬ。それを受け入れることと引き換えに手に入れるこれは、まさに悪魔からもらったリンゴだね。