夜中に夜食のためにインスタントラーメン食べたときのこと、
ペロッとスープの原液をなめてみたら、鶏ガラスープの味と醤油の味しかしない。
どちらかと言えば味音痴なので、これなら俺でも作れるんじゃね?マルちゃん越えできるんじゃね?というノリでクックパッドを調べる。
すると、白湯ラーメンの基本は鶏ガラらしい。
鶏ガラにニンニクとか適当に旨そうなものを混ぜれば基本はok。
ということで、生めん65円と、味の素の↓を買ってみた。
説明には「スープをはじめ、チャーハン、炒め物、隠し味などあらゆる中華風の料理が、これ1本で家では作れないおいしさになります。」と書いてあって、ようするに中華ぽっい味の基本ならコイツ一本で押さえてあるような印象。
で、お湯を沸かして、ペーストを10gぐらいドンブリに出して、醤油を入れておき、麺を3分ぐらい茹でてロクに湯切りもしないでブチこんで刻みネギをまぶしてみた。
すると。。。
すげぇ!
味音痴だからかなんだか知らんけど、普通に白湯ラーメンだ。
俺にも生ラーメンができたよ!!!
しかも激安だよ!!
こんな簡単にそれなりの味のラーメンが楽しめるなんて、30年以上俺は何を勉強してきたんだろうか。
というか、これに気が付かずに、延々とインスタントラーメンを買い続けていたことに、商売の本質があるのだと感じた。
100円でうまい物が作れる。ただし、”方法を知っていれば”に限る。
その方法を知らない人は、同額のインスタントラーメンを買い続ける。
自分には生ラーメンなんて作れないという先入観や、既製品がベストだと思い込む気持ちや、自分でも作れるかな?を知るための面倒くささが、その値段を作り上げる。
もっと言えば、少しの努力で効率化できることを延々に気が付かず無駄を垂れ流すのは、大企業病によく似ているな、とも感じた。
こんなところに目ウロコが隠れているんだから、もっともっと自分でも気が付かない発見があるに違いない。