水たまりにいたオタマジャクシを拾った

4年ぐらい前に、ホリエモンの小説「拝金」を読んだ。

そして、いつのまにか2作目「成金」が出ていたので読んでみた。

内容は経営者視点で見るとホリエモンの世界がすこーしだけ見える感じで面白いんだけど、今回の「成金」の冒頭のシーンで、水たまりに生まれたオタマジャクシの話が出てくる。夏の夕立が続く日、何日も消えない深い水たまりができると、カエルが池と間違えて産卵して、オタマジャクシが生まれるという話。もちろん日照りがつづいて水たまりが干上がると死んでしまうんだけど、カエルになれば肺呼吸になるので移動できる、という。小説の中では主人公の、井の中の蛙の状況に耐えられない描写として書かれている。

昨日、実家に帰ったとき、ちょうど家の裏にある空き地に大きな水たまりができていて、同じ状況にあった。
オタマジャクシがいっぱい泳いでる。

小説も読んだばかりだし、なにより娘にオタマジャクシを見せられるいいタイミングなので、持ち帰って飼育してみることにした。
嫁は呆れ気味だけど。

水草と新鮮な雨水と、15匹ぐらいのオタマジャクシを、古いタッパーに入れてもってきた。

適当に水を張って、たまに交換して、適当なエサをあげれば育つらしいけど、どうなんだろう。
全滅しなけりゃいいけど。。。

遅めの夏休みの課外活動。
会社と育児以外にちょっとだけ新しい要素が生活に加わった。
それだけで生活が少しだけ変わる。

ホリエモンの小説読んでると、ホリエモンやっぱ頭いいんだなぁと思う。
正直が好きで、自分自信を騙すのとかは苦手なんじゃないかな、とか思った。
あと家族だとかペットだとかそういう愛着の描写が少ないし無機質なのが面白い。
ホリエモンっぽい。
それでもガッツリ一筋通ってるので力強いし、とにかく欲は突き抜けてる。
最近の写真みてもすんごい迫力。
すげーよ。一部だけ、憧れるわ。

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