栃の実のアク抜き、再び失敗

トチノミの剥き実を爪で割ると、中が黄色に。

よさそうだと思って少し舐めると、苦い!!!

しかも生のトチノミの苦味とは少し違う、ゴーヤのような苦味。

いろいろ調べてみると、重曹を加熱すること苦味が出ることが判明。

もともと重曹自体には苦味はないものの、加熱すると炭酸水素ナトリウムから炭酸ナトリウムに熱分解するらしく、炭酸ナトリウムが強アルカリで苦い。

想像するに、トチノミに含まれるサポニン他のアク成分はアルカリで中和されたものの、炭酸ナトリウムの苦味がついたんじゃないか。

ネット上でトチノミを重曹でアク抜きしようとしている人がいるけど、煮たり加熱した人は「少し苦味が残る」とか書いてる。

重曹を摺りこんでおくだけのほうがよかったかもしれない。。。

が、仮定通り炭酸ナトリウムの苦味だとしたら酸で中和できるはず。

あのベーキングパウダーも、重曹に中和のための酸を加えたものらしい。

というわけでクエン酸水溶液を作り、苦いむき身を浸してみることに。

どうなるやら。。。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください