「サルトルの他者地獄は悪魔の姿になっていよいよ私たちの前に立ちはだかったのである」って感じ。
校正とか挿絵を清書する作業がまだ残ってるけど、とりあえず書くべきものは書き終わった。マジでつらかった。がんばった俺。言いたい事を出し切った。昔から思っていたことや最近思っていたこともちゃんと書けた。自己採点で90点つけてもいい。自画自賛。おつかれ俺。
今回の作品は、ほぼ自分の人生の集大成で、もとを辿っていけば、僕自身と、僕を救ってくれた恩人のトラウマが、今この作品のためにあったはずだと思いたいぐらい。とにかく10年前ぐらい前から、仕事やりながらも「いま社会に対して自分が何か表現すべきテーマがあるとしたらこれだろうな」的な構想がずっとあった。
でも、時間を作ってじっくり考えるだけの環境が整っていなかったし、自分の中でも何が問題で、そしてどう解決できるのか整理できなかったので、ずっと言葉にできずにいた。そもそも世の中に対して何か主張をすること自体に、そんなに自信があったわけじゃない。
けど、1年ぐらい前に、noteでちょっと長めの「みんなこうしたら幸せなんじゃないか」っぽい記事を書いたら、それが結構バズって3000いいねぐらい集めたのがきっかけで、ああアジっぽい文章イケるんじゃないかという感触を得た。その後、40歳を迎えていいタイミングなので今年の目標に入れ、仕事のスキを見つけて7月から執筆開始。1ヶ月半かけてまとめた。
ここから、僕のことをよく知ってる人に計画を相談したりと、公開まではまだ時間がかかるけど、あと数か月後には世に出したい。ちなみに、僕が作者だということは、誰もわからないし、僕は一切表に出ないことに決めてるので、裏からこそこそ楽しむことにする。もちろん、バズってくれればの話だけど。