新聞記事には書かれないこと

某新聞のコラム書いてる記者さんから起業についてインタビュー?受けたんだけど、
なんかコラムの趣旨をきいたらバカらしくなった。。。
途中で断るわけにもいかず。

「起業をする若者のパワーを読者に伝えたい」とかで。

本音を言おうと、「僕は、起業家のパワーとかどうでもよくて、自分のカネを自分の裁量で自分の理想的な使い方をするには、これしか道がなかっただけで、生活するにはサラリーマンのほうが賢いし、パワー使って気合い入れて起業しよう!みたいな今の風潮は、資本家が競馬の馬主気分で若者を走らせてるだけで、それには同意できない」とか。

すると渋い顔をして、
「うーん、何か日本の現状に対して思うこととかないですか?日本を元気にしたいとか」とか言う。

んで、仕方ないから適当に頭から思いついた綺麗事をその場で言う。
「やっぱりアジアの同世代の若者の発言を聞いてると、日本は・・・」とか。
すると「そうですよね!」とか言って記事に採用されていく。

そもそも、新聞とか雑誌なんて、
クルマ、水、健康食品、宗教みたいな
マスプロダクト以外だと、プロモの効果なんてほとんどない。

そもそも、マスプロモが必要な商売やってるわけじゃないから、
記事になって人の目に触れたところで、それほど意味はない。

「新聞に載った!すげえ!」的な自慰はもう興味ない。将来につながらないから。
3カ月も経てば、その新聞記事のことなんて、どうせ忘れるんだよ。
人ってのは目の前のお祭りにどうしても弱い。
静かでもいいから、もっと隣人に対して実利のある価値を提供したい。

そういう人間になりたい。

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