Web業界に染み付いた「スタートアップ」という名の興行ビジネス

こんにちはこんにちは、

いやぁ、タイトルの件は、とりあえずWeb業界の人に劇的に多い。
いきなり「コアってなんなんですか」とか聞いてくるヤツは殴り倒したくなる。
まるでコアもってないと失敗するかのような言い方する。
挙句の果てにはシリコンバレーのかっこいい起業事例とかを引き合いに出したりして、もう最悪。

言ってしまえば、TechCrunchとか、ああいうのは、性質としてavexとかがやってるオーディション、いわゆる興行ビジネスに近い。
成功事例を祭りあげ、夢を追う若手を囲い、確率論でベンチャーキャピタルは投資額をキャピタルゲインで回収している。
(もう行き詰ってるけど)

俗に言う、独立とか起業っていうのは、本質的に異なるパターンが数種類ある。
あんまり世の中で区別ついている人は多く無いんじゃないかと思う。
自分自身もこの違が見えてくるまで時間がかかった。

[1]まず、IT系で一般的なイメージで言われるのがテクノロジーベンチャー。技術のシーズをコアにして、事業計画を立てて、ベンチャーキャピタルから資金を獲得して1億円とかの規模の資本金でスタートアップする。

[2]もうひとつ、営業・コンサル系の起業。これは、それ系の大手でキャリアと人脈を築いて(だいたい6年~10年ぐらい)、自己資本をベースに開業するタイプ。

[3]さらに、フリーランスからの起業。これは個人で下請け的な活動をしていながら法人化するタイプと、個人で趣味でやっている独自ビジネスが成長して法人化するタイプに分かれる。

で、俺がやろうとしてるのは、2番目の営業コンサル系の起業に近いんだわな。
でもどうしてもIT業界の技術畑でやってきているから、周りの人からは1で見られる。

はっきりいって1は選択肢としては非常難しい。というかアテにいくのはほぼ不可能だと思っておいたほうがいい。イメージとしては、武道館を目指すバンドマンたちの中で本当に武道館に立てる確率ぐらい。あくまでイメージだけど。とにかく、よっぽどの技術と専門性がないと、大手が同じことをやってきたときに勝てない。たとえ参入障壁になるぐらいのスキルがあったとしても、市場が存在しない可能性が高い。一発目がうまく行ったとしても、その後のバイアウト(大手企業からの買収)を狙えるかどうかわからない。

ちなみに1の亜流としては、普通に会社員やってる人がレストラン経営をはじめるようなケースがある。この場合はITベンチャーと比べて投資規模も小さいし自己資本で開業できるのと、そもそも参入障壁が物理世界に依存している部分があるから個人でも太刀打ちできる可能性が比較的高い。それでも大手フランチャイズを怯えることにはなるけれど。

2は、その点堅実。アテに行くというよりは地道に食う、というイメージ。もっとも、会社が大きくなる期待値としては1には到底およばない。ただし、それなりの会社をそれなりの長い間持続させていくことを考えたら、2が一番近道だと思っている。

3はある意味理想的で、サラリーマンをやりながら仕込んでおいて、離陸してきたタイミングを見計らって法人化するというパターン。やるなら3を狙うのが正しいと思う。

いや、1はまぁカッコいいよ。
野球選手みたいでさ。
俺は夢を追うんだとか言うのも、まぁかっこいいよ。

でも、俺かっこわるくても、自分の嫁と子供の未来を堅実に守る選択は2だと考えたから、それで行動する。
そんでいつか、2から、1を超えてやろうと思ってる。

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