金融・経済危機

前々からこのブログで指摘していたけど、ロシアが戦争を始めたことで、ほぼ確定的になったんじゃないかと思う。コロナから始まった供給混乱とインフレは、収まることなく、金融危機に発展すると思う。2022~2024あたりは、物の値段が暴騰したり、景気が悪くなったりと、1970年のオイルショック並の歴史に残るイベントが起きると思う。

こうなると、貯金のすべてを日本円の預金にするのは避けたほうがいい。欧州が真っ先に危機を迎える流れなので、ユーロはお勧めしない。米ドルといいたいところだけれど、肝心の米ドルも激しいインフレで通貨の価値は年率7-15%で減っている状態。金や株に分散投資するしかないのだけど、株もすでに超絶なバブルなので崩れてもおかしくない。要するにどんな形で貯金をすべきか正解が誰もわからない状態になっている。

うちの娘たちが成人するころには、日本も景色が変わっていると思う。僕が育った平成の常識や考えを教えていたんじゃ役に立たないかも。結局、社会全体がピンチの時には、政府や会社は信用できないから、友達とか近しい人とうまく助け合うしかない、っていう結論になるんだと思う。

これから1年について

いよいよ実体経済に波及してきてる。パニックが発生する可能性がちょっとだけあるかもしれない。家電とか「いずれ必要になるもの」については、余裕があるなら、早めに買っておいた方がいいかもしれない。僕は子供用のノートPCの購入を前倒しにして、車の点検をやろうと思ってる。

値上げラッシュ・金融危機の足音

値上げラッシュくるよ。理由は去年投稿したこの記事の通り:

去年末あたりから原油・穀物・金属・半導体・物流ほかあらゆるコストがコロナ禍からの回復を見据えて暴騰をはじめてる。最終製品に反映されるまでだいたい半年~1年なので、今年の夏ぐらいにかけて一気に値上げラッシュ。

これが数年の一過性のトレンドで終わればいいけど、もしインフレが止まらず長期金利があがり始めるといよいよ金融危機が来る。自分は、あと3~5年で最大の試練が来ると思ってる。家族と近しい人を守るためにいろいろと備えるのみ。

インフレの足音

※先に断りますが, この考えは私個人のもので, その真偽についてもまったく保証されませんし, この記事を読んで何か行動をされた場合についても, 私は一切責任を負いませんのでご理解ください。

コロナ自体も心配なことだけど、ここにきてコロナの影響で金融危機の兆候が出てきた。世界中で株価が歴史上稀な勢いで暴落してる。もちろん株に投資していない人には暴落の影響はない。ただ、気になることは3つ。

(1)混乱を食い止めるために世界各国が兆円単位で赤字国債を発行しはじめたこと。
(2)都市封鎖ほかの影響から物資が不足する可能性がでてきたこと。
(3)円安になってきていること。

この状況はほとんど戦争中の経済だ。戦争の経済の帰結は激しいインフレだということは歴史が証明している。アベノミクス以後の長期にわたる金融緩和でたたでさえ資金がダブついていたところに, 供給が細るきっかけが生まれたらどうなるか. また輸入材料費の高騰がおきたらどうなるか。

日本ではインフレの恐ろしさを実体験した人はもうほとんど生きていない。僕も小さなころに100円の缶ジュースが120円になったぐらいしか記憶にない。デフレに慣れ切ったから、モノの値段が延々と上がっていくかもしれないという発想自体が失われて久しい。この状態で、まるでトイレットペーパーがなくなるという噂のように、人々の間で「物の値段が上がるらしいよ」と噂が広まったらどうなるか。

もともと金融が不安定になりそうな兆候があったので、僕は去年の夏頃から貯蓄のインフレヘッジを始めた。まさかコロナウイルスでこんな状態になるとは思わなかったけれど、これからはペースを早めて日本円預金以外に分散していこうと思う。

「この国はヤバい」

ここ最近、政治をよくウォッチするようになって気が付いたんだけど、いわゆるネトウヨって呼ばれる人たちもそうでない人たちも、特におっさんになると国や歴史政治の話ばかりするのは、セカイ系コンテンツとして消費してる側面があるんだなと気が付いた。べつにそれが悪いというわけじゃなくて、単に、昔から年を取ると政治・歴史・思想に興味持つ人が増えるように見えるのはなんでだろうと不思議だったから、自分がオッサンになってなるほどそういうことかという感じ。

先日、参院選をやっていたとき、長女に選挙ついて聞かれて説明した。まず「国っていうのがあるんだけどさ」から。

何度も言うけれど、政治や国や歴史や思想はすべては想像上のものであって、フィクション・神話・共同幻想・思い込みだ。触れないし匂いもないし音もしない。他人から「国っていうものがあるんだよ」と教えられ、それを信じて行動しているから実体があるように錯覚しているだけで、つまり洗脳そのものだ。もちろんこの洗脳は基本悪いものじゃない。なるべく生き残れるように淘汰された結果に獲得された、僕たち人間の基本的な習性であって、みんなで力を合わせて生きるための智慧だ。でももし、その洗脳が悪い方向に向かうとどうなるか。

僕が憂うのは、自分の身近な幸せよりも国や政治のほうに目を向けていく人が増えてることだ。個人の満たされない思いを国に重ねれば重ねるほど、つまり戦争に近づく。カルト宗教とまったく同じ構造だ。今回の参院選の某党を見ていると急速に変化しているように感じる。

たぶん、次の選挙やそのさらに次の選挙には「この国はマジでヤバいかもしれない」が広まるだろう。そして延々と低下してきた投票率が底打ちして反転上昇を始めると思う。そうでもしないとヤバいとみんなが思い始めるから。すると一気に国民が割れる。そこが転換点だ。

僕は自分の身近な幸せを守るためにひたすらに頑張ろうと思う。身近・日常を失えば、暴徒化した社会の一員として洗脳され、個を見失うことになるじゃないかと危機感を感じるからだ。