30代の振り返りとか

この10年も無事、大変化だった。

10年前、30歳を前にしてサラリーマンと東京生活をやめ、自分で食うことを決意して、茨城に帰って、自分の仕事を作ったり、子育てを始めた。いや、選択したように書いてるけど、そんな余裕があるようなもんじゃなかったな。ほとんど逃げ出したようなもんだ。僕にはこの道しかなかった。この道を見つけられただけでも幸運だったと思う。そのまま東京に残っていたときに待っていた大企業での出世ゲームなり、東京アーバンライフみたいな夢の世界線と引き換えに、この世界線を手に入れた。

一番大きいのは、サラリーマン時代に僕を苦しめていた呪いみたいな世界観をほとんど消せたことだ。他人からの価値観におびえず自分の物差しで生きられるようになった。

僕は最近、いわゆるめんどくさいオヤジになってきたと思う。自分が若い頃に見ていた、例えばコンビニとかレストランとかでめんどくさいことを言ってくるオヤジ、あれになった。若い頃は、そういうオヤジをみて、「謙虚じゃねえなぁ」としか思わなかった。でも、今なら分かる。すべての他人から認められることをやめ、自分・家族・近しい人を優先して守るために、他の誰かを犠牲にすること。言い方を変えれば、嫌われることができるようになった。これは若い頃にはできなかったし、できるようになって人を見る目も変わった。世界の見方が180度変わった。社会全体的に物的・精神的な余裕がなくなっていくこれからの時代、とにかく近しい人を守っていこうと思う。

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