名と実

これまで、名を捨てて実を取ってきた。4年目にして、なんとか目途が立ちつつある。あと1,2年すれば自分の事業単体で食えるようになる。それが、うっすらと見えてきた時、次の5年のプランを考えたくなった。
というのも、このままの成長率で行けるところに目途がついた途端、あとはその成長率を追うだけの作業になるわけで、急に退屈になった気分になる。いや実際は目標に達しないからやるべきことが山積しているのに。それでも見通しが立ってしまうということは恐ろしい。自分はどこかで飽きてきているんだと感じた。
そして、もし仮に、自分の事業で食えることがある程度保証された時、つまり自分が他の事に時間を使えるようになったとき、自分はなにをしたいんだろう、と考えてる。

なんとなく、僕は自分自身が毛嫌いしてきた「虚業」について真剣に向き合いたくなった。
それはゼロサムゲームだ。
実際、ゼロサムで食っている奴らは多い。
僕は本来ウソが嫌いだ。ウソが大嫌いだ。
でも、だからこそ、嘘に向き合わないと、それを僕は本当に嫌うべきなのかどうか、永遠に知らないで死ぬ気がした。
虚業の楽しさはどこにあるんだろうか。
虚業で食ってる人間たちはどこに快楽と納得を見出して、虚業をやってるんだろうか。
不思議で仕方ない。
それならば、虚業の集団に乗り込んでみようじゃないか。
場合によっては一度虚業を演じてやってみてもいい。
たぶん、くだらなくて、やってられなくて、こんな事で稼ぐ意味はない!と憤慨するような気がしなくもない。
でもそれはあくまで実体験をしたわけじゃないから、仮説のまま。
うんざりすることを前提で、少しのぞいてみても面白いかもしれない。
そこからどんな景色が見えるんだろう。

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