中二病はカッコ悪いと思ってた時期がある

中二病はカッコ悪いと思ってた時期がある。

くだらない、どうしようもない、子供じみた、いかがわしい、汚らわしい、理性のかけらもない物には価値がなくて、成長の先には自分の知らない大人の世界があって、僕は成長するにしたがって中二病は終わって大人の世界に移行して、そういった中二病的なものは全部消えて、充実して、子供じみていない、価値のある、素晴らしい理性的な世界がそこに待っていて、それに取り残された子供みたいな大人達とは決別して、自分はちゃんとした人間になっていくのだと信じていた時期がある。

僕はそんなに直感が働かない人間ではないと自信をもっているし、そのセンスを飯のタネにしているのだけれど、それに限っては、本当に、完全に、間違いだった。

どこまでいっても中二病しかない。

僕のように信じ込んだ人たちがいっぱいいて、中二病ではない世界を頑張って探しているのも知っている。そして、その人達は、中二病を超えた世界がないのを知っていながら、自分たちで頑張って脱中二病の世界を作っている。

でも、誰も中二病から逃れられていないじゃないか。みんな自分に大ウソをついて、ウソを塗りたくって、中二病を嗤っているじゃないか。

その様子が滑稽に思えて仕方がない。

少なくとも僕は、もう自分にウソをつくのは心底嫌だ。

最近、うちでバイトをする学生さんには、「一度、自分に嘘をつくのは仕方ない。でももし、嘘をついていることが不幸の原因だと感じたら、嘘をつくのをやめる方向に舵をきったほうがいい。」と言っている。

おっさんや。完璧な。

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