エレクトロニクスに初めて触れた頃の想い出

思えば初めてはんだゴテを握ったのは、小学生の時だった。
20年も前の話。
当時から、ゴミ捨て場からテレビを拾ってきては、ドライバーですべて分解していた。
基板の上に意味のわからない部品が並んでいて、日常ではない、異世界がそこにあるんだと感じた。

ある日、父に秋葉原に連れて行ってもらい、簡単な工具ポーチを買ってもらったのが出会い。
そのポーチの中には、ドライバーやニッパーのほか、簡易なハンダゴテが入っていた。

実はいまでも、その工具ポーチを使っている。
もう当時のハンダゴテは捨てたけど、ドライバーは20年前のものをそのまま使っている。
たぶん死ぬまで使い続けるだろう。

小さい頃に連れて行ってもらった秋葉原にオフィスを構え、
小さい頃からどんな時も手元にあった工具ポーチが、
今でも手元にあることをシンプルに誇りに思う。

秋葉原では、父にガード下の部品屋に連れて行ってもらった。
細かい電子部品が嬉しくて、それでも意味が分からないから買うにも買えなくて、
仕方ないから当時も意味が理解できたワニグチクリップを数個買って帰ったのを覚えてる。

中学の時には、電子工作の本を買って、秋葉原に一人で向かって、
部品をそろえて工作をしたこともあった。
ただ、高校になると、パソコンとインターネットに出会い、ソフトウェアの世界に行ってしまった。

いま30才目前にして、自分の会社で、エレクトロニクスの仕事をしようとしてる。
電子部品もしっかり自分で選定できるようになった。部品の意味も分かるようになった。
回路を設計するようになって、異世界だと思っていた世界を、なんとなく理解できるようになってきた。

自ら動く経営者にもなりたい。
同時に、ニコラ・テスラのような人間でありつづけたいと思う。

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